弊社 KS LINE International Co. Ltd. は、1997年9月カンボジアと日本の合資会社として発足いたしました。1992年8月UNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)が在留していたときに、NPO(JHP)の隊員として訪れたのが、カンボジアとの始めての出会いでした。
 そのカンボジアで、自分の力を試したい、カンボジア人とともに自分も何か始めたいと、1994 年からカンボジア地方の農地を廻り、対等貿易としての商品の開発を始め、現地職員を募り前身となる K’s LINE を発足。カンボジア・ スラエアンバル 産黒胡椒の買付け日本輸出を始めました。1997年から同地において自社による直接経営の有機無農薬栽培農園を持ち、2002年から毎年約5tの収穫を得るようになりました。
 収穫した胡椒は、自分たちの手で選別して、除菌し袋詰めをして製品化し、主にシエムリアップやプノンペンで販売いたしております。
 
カンボジアは長い内戦の続いた過去を持ってはいますが、1993年の総選挙から経済的にも復興が始まり、農林業を中心に確実に成長し始めています。1997年、残念ながら政府が騒動を起こしてしまいましたが、国民の平和を望む気持ちは一致しており、1998年、2003年と二度にわたり平穏に総選挙がおこなわれ、2002年にはASEANに加盟、昨年2003年にはWTOに加盟など、政治・経済ともに安定・発展の兆しを見せかけております。
 
 カンボジアの経済発展のうちの一つになれるよう、過去に世界一美味しいといわれていた胡椒を、もう一度、世界中の人に認めてもらえるよう努力していきます。

 
                                               2005年3月
                                                      倉田 浩伸
はじめに